台湾

「賞鐵板料理」台湾苗栗で食べる絶品鉄板焼きランチを紹介

セレナ

みなさん、こんにちは。せれなです。本日も昨日に続き、台湾グルメの紹介です。

台湾には多くの日本料理屋がありますが、その中でも特に鉄板焼きは人気です。台湾への旅行経験がある方は街中で「鐵板燒」の文字を見たことがあるという人も多いのではないでしょうか。中国語では「Tiebanshao(ティエバンシャオ)」と発音し、日本の鉄板焼と同じです。

そんな日本人にも台湾人にもお馴染みの鉄板焼きですが、本日は台湾の苗栗にあります「賞鐵板料理」を紹介します。家族みんなでランチに行ったのですが、とってもオススメのお店です。

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「賞鐵板料理」とは

賞鐵板料理の外観
賞鐵板料理のロゴ

台湾鉄道苗栗駅から徒歩8分、2018年頃にオープンした日本式の本格派の鉄板焼き料理を提供するお店です。比較的新しいお店ではありますが、Googleの口コミでは5点満点中4.5点と大変ネット上での評判もよいお店です。コメントの中には台北レベルといった書き込みもありました。

賞鐵板料理の入り口
賞鐵板料理の店内

店内はカウンター席とテーブル席があります。カウンター席では目の前でスタッフが調理を行うところを間近で見ながら、料理を楽しむことことができます。私たちが訪れた日は、カウンター席は先客でいっぱいでした。また、ファミリー層にも人気であり、私たちが訪れた時も多くの家族連れ客で賑わっていました。

店のコンセプトはシックな黒のようで、看板がおしゃれなだけでなく、スタッフの衣装は頭から足の先まで黒でまとめられていました。マスクまでブラック仕様です。なるほど、ネットのコメントで台北レベルとありましたが、お店の雰囲気も洗練された台北と同じ雰囲気が感じられます。

ちなみに「賞」は中国語で「シャン(shang)」と読みます。台湾人は中国語を発音するときにあまり舌を使わないので、サン」っぽい発音になりますので、このお店の英語名は「Sun」です。

「賞鐵板料理」の主なメニュー

賞鐵板料理のメニュー
賞鐵板料理のメニュー

基本的には「套餐(Taocang)」(コース料理の意味)で、前菜やパン(またはご飯)、デザートがセットになっていて、メインディッシュを選択する形式になっています。単品も可能です。

主な料理は次のとおりです。

  • 進口松阪豬(おいしい松坂豚):460元(約1650円)
  • 空運挪威鮭魚x松子青醬(ノルウェーサーモンのペストソース):580元(約2,070円)
  • 香煎宜蘭櫻桃鴨胸(チェリーダックの胸肉):680元(約2,430円)
  • 賞特選牛排(賞特選ステーキ):680元(約2,430円)
  • 經典草飼菲力牛排:(クラシックヒレステーキ):780元(約2,790円)
  • 法式小戰斧羊排(フランス式ラムチョップ):1,080元(約3,860円)

日本ではあまり見ませんが、台湾では松阪豚を扱っているお店をよく見ます。このお店にもありますね。残念ながら松坂牛はありませんが・・・。

実食レポート

今回は私の家族と親戚で訪れました。台湾人は大勢で食事をすることが好きです。私が今回、「賞特選牛排(賞特選ステーキ)」を注文しました。

前菜

サラダ

賞鐵板料理のサラダ

まずは提供されたのは前菜のサラダです。ベーコンにレタス、キュウリとトマトで構成されています。ドレッシングの味付けは日本のと比較するとちょっと甘めで台湾人好みの味です。

バゲット

賞鐵板料理のバゲット

次はバゲットです。鉄板で焼き上げられたバゲットは、外はサクサク、中はふっくらの食感でした。バターとガーリックの風味が食欲をそそります。

スープ

賞鐵板料理のスープ

続いて出てきたスープは味噌汁です。日本では、鉄板焼屋のコース料理の途中で味噌汁あまり出てきませんので日本人の夫は少し驚いていました。出汁の効いた美味しい味噌汁です。味は日本のものと比較して少し甘めだと夫は言っていました。

ホタテ

賞鐵板料理のホタテ

飛び子をのせた北海道産の一口サイズのホタテです。ホタテ特有の旨味と飛子のプチプチした食感が合わさって絶妙なハーモニーを演出しています。

焼き海老と白身魚のムニエル

賞鐵板料理の焼海老と白身魚のムニエル

焼き海老と白身魚のムニエルです。どちらもクセのない食べやすい味です。アボガド使われている緑色のソースとの相性は抜群でした。前菜だけでもこだけのボリュームで、さまざまな味を楽しむことができました。

メインディッシュ

賞鐵板料理のステーキ

メインディッシュの特選ステーキが来ました。塩と胡椒のシンプルな味付けでいただきます。お肉の脂身はあまり多くありませんが、パサパサしているということはなく、誰が食べても美味しいと思える味です。写真が少しボケてしまっていますが、付け合わせのガーリックソテーはとても香ばしく、お肉の味を何倍にも引き立ててくれます。

賞鐵板料理のライス
賞鐵板料理の野菜炒め

一口サイズに切ってあるので食べやすく、もりもりとご飯が進みました。付け合わせとして別皿に盛られた野菜炒めは、キャベツの甘みたっぷりで美味しかったです。

賞鐵板料理のメニュー
賞鐵板料理の辣椒

スタッフに注文すれば自家製「辣椒」をもらえます。少量でもかなり辛めでした。

デザート

賞鐵板料理のデザート

最後はデザートのクレープです。こちらも鉄板の上で焼き上げられたもので、サクサクの生地の中にチョコレートソースが入っています。

編集後記

今回は台湾ローカルエリアの鉄板焼屋「賞」を紹介しました。マスターはホスピタリティ溢れる方で、小さい子供がいるお客さまには、ミニステーキを無料で作ってあげているようです。こういった気遣いが評判のようで、ネット上でもマスターの心配りが素晴らしいといったコメントが見られました。

このマスターは見かけから推測すると、30代前半の方だと思います。先日紹介した「Casa Pizzeria」のオーナーも30台半ばくらいの方でしたが、台湾の若者は日本と比較して起業家精神旺盛な方が多い印象だと夫は言っていました。確かに、台湾では起業をして失敗しても、日本と比べてやり直しがしやすい社会の仕組みになっていると思います。転職することが一般的なので、起業をして失敗したとしても、再度大企業に入ることも可能です。最近は少しずつ変わってきていると聞きましたが、日本では大企業を一度やめると、同じレベルの企業への再就職は難しく、就職活動が全てといったような風潮がいまだに強いですよね。

今後ますます世界が繋がっていき、これまでになかった新しい価値が求められる中で、若い世代が活躍しやすい社会を実現するために、日本が台湾に学ぶべきことは多いかもしれませんよ。

基本情報

  • 店名:賞鐵板料理
  • 所在地:中華民国(台湾)苗栗県苗栗市府東路2號(No.2 Fudong Rd, Miaoli City Miaoli country, Taiwan)
  • 営業時間:11時から14時、18時〜21時
  • 定休日:Facebook等にて告知

以上

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カメラと写真が好きな台湾人の夫のブログ(工事中)
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