「二分之三咖哩」苗栗の本格日本式カレーライスを紹介

台湾グルメ

どうもこんにちは。

本日は今年の旧正月のときに訪れました台湾の苗栗市にある「二分之三咖哩」を紹介します。

二分之三咖哩とは

二分之三咖哩の入り口

2019年7月にオープンした日本式のカレーを提供するお店です。台湾の中国語サイトによれば、「二分之三咖哩」という店名はオーナー夫婦に3人の子供がいることに由来しているようです。暖簾にも大人2人と子供3人が描かれています。(一瞬4人しかいないように見えますが、女性らしき人がちゃんと子供を抱えています)

二分之三咖哩の店内

お店の入り口は、日本式のカレー屋らしく扉は木で仕上げられており、藍色の小さな暖簾が日本の侘び寂びを表現しているような気がします。コンパクトな縦長の店内には、8つのカウンター席と2つの小さなテーブル席があります。

二分之三咖哩のメニュー

二分之三咖哩のメニュー

メインメニュー

  • 牛肉咖哩(牛肉カレー):180元(約640円)
  • 豚肉咖哩(豚肉カレー):180元(約640円)
  • 雞肉咖哩(鳥居カレー):160元(約570円)

トッピング

  • チーズ:20元(約70円)
  • ソーセージ:30元(約110円)

ドリンク

  • カルピス:30元(約110円)
  • 緑茶:30元(約110円)
  • コーラ:30元(約110円)

全てのメニューに日本語の記載ありです。また、一人一品以上のメインメニューを注文すること、ドリンクの持ち込みは遠慮いただいていることも書いてあります。このあたりもとても日本を意識していますね。オーナーは何か日本に縁のある方なのでしょうか。

実食レビュー

二分之三咖哩のカレー

注文してから10分程でカレーがやってきました。今回私は、豚肉カレーにチーズとソーセージを追加したものを注文しました。(来店時間が遅かったためか、牛肉と鶏肉は売り切れでした)

ミニコーン・インゲン・豚肉・チーズ・ソーセージがトッピングされたカレーはとっても色鮮やかで、見ているだけ楽しい気持ちになります。日本式のカレーとのことですが、ミニコーンとインゲンが入っているカレーはあまり日本では見ませんね。

二分之三咖哩のカレー

ルーは日本のカレーをよく再現できていると思いますが、結構辛めで汗が吹き出してきます。中辛ちょいマシといったところでしょうか。ご飯の上に乗せられた卵焼きとバーナーで炙られたチェダーチーズを一緒に食べると、ルーのスパイシーさが少しマイルドになります。

二分之三咖哩のソーセージ

ソーセージは台湾式の腸詰めではなく、日本人にはおなじみのドイツ式のソーセージです。濃い目の味付けでパリッとした皮の食感がいい感じです。

二分之三咖哩の豚肉

メインの具の豚肉は、大きさも味もとても満足のいくものでした。食感が柔らかくカレールーにしっかりマッチしていると思います。

二分之三咖哩の味噌汁

最後に出てきたスープは味噌汁です。レンゲだけが気になりましたが、しっかりと日本の味がしました。食事の〆に味噌汁を飲むとホッとします。

基本情報

  • 名称:二分之三咖哩
  • 所在地:中華民国(台湾)苗栗縣苗栗市中正路52號
  • 営業時間:11時〜14時、17時〜20時
  • 定休日:ない(休日はFacebook等で告知)

編集後期

今回は苗栗市にあります「二分之三咖哩」を紹介しました。

まず思ったのがお店のネーミングセンスが素晴らしいことです。2人の夫婦から子供が3人生まれたから「2分の3」というのは、なるほどなと思いました。オーナーの家族を大切にしたいという気持ちがとても伝わってきます。きっと家族との時間をもっと作りたいという思いから、自営業を始めたんでしょうね。

一方で、2019年にオープンしたお店で苗栗という地域を選んだことはなかなかのチャレンジャーだと思います。飲食店であれば、もっとビジネスチャンスの多い新竹や台中でお店を開くべきだと思いますが、何か苗栗に思い入れがあるのでしょうか。3人の子供がいる中で、頑張っていってもらいたいです。

カレーについて妻と話しましたが、台湾においてもカレーといえば、白いごはんにとろみのあるルーをかけた日本式のカレーだそうです。しかし、具材は日本のものとはちょっと異なることがあるようで、ジャガイモの代わりサツマイモを入れたり、キムチを入れたりする人もいるみたいです。今回のお店もミニコーンやインゲンが入っていましたね。食文化の違いって面白いです。こういうことが知れるのも海外に行くことの魅力ですね。

では、本日はこのへんで。

以上

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