「阿土豆漿大王」 台湾苗栗でオススメのびっきりの朝ごはんを食べましょう
大家好。せれなです。
本日は私の故郷・苗栗で一番オススメの朝ごはん屋「阿土豆漿大王(アトゥドウジヤンダァワン)」を紹介します。
「阿土豆漿大王」とは
台湾鉄道苗栗駅から徒歩15分のところにある「乾麺」(汁なし麺。日本の料理でいういわゆるまぜそば)で有名な朝食専門店です。創業から30年以上経っていて、地元の人から愛され続ける老舗店です。
店内に入るとすぐに調理場が見え、スタッフが手際よく麺を盛り付けているところを見ることができます。大きなテーブル席が3つあり、1つのテーブルに7〜8人程度座れるようになっていて、他のお客さんと相席です。日本では相席を嫌がる人もいますが、台湾ではよく見られる光景です。また、営業時間はなんと朝の5時から10時半までのたったの4時間半。台湾では朝食から外食をする人が多いので、朝専門でオープンしているレストランは結構あります。
「阿土豆漿大王」の主なメニュー
主なメニューは次のとおりです。
- 綜合麵(肉・卵・ワンタン麺):70元(約250円)
- 混沌米粉(ワンタンビーフン):50元(約180円)
- 湯陽春麵(スープあり麺):35元(約250円)
- 乾陽春麵(スープなし麺):35元(約125円)
- 餛飩湯(ワンタンスープ):30元(約100円)
- 蛋餅(台湾クレープ):30元(約100円)
- 豆漿(豆乳):15元(約50円)
実食レポート
今回私が注文したのは「乾陽春麵(スープなし麺)」と「餛飩湯(ワンタンスープ)」です。この組み合わせは鉄板ですよ。
乾陽春麵
乾陽春麵には少量のニラともやしがトッピングされています。上に乗っているのは焼き卵です。オプションで追加しました。
中国語で卵を追加する時は「加蛋(ジアーダン)」と言います。台湾の夜市などではよく卵をオプションで追加できることが多く、そういった場合は、注文時に店員から「加蛋嗎?(ジアーダンマ?)」(卵要りますか?)と言われますので、覚えておくと台湾旅行で役立つと思います。
丼の底にタレが溜まっていますので、日本のまぜそばと同じようによく混ぜて食べます。醤油ベースのタレにネギ油とフライドオニオンがアクセントとなっていて、とっても美味しいです。日本人の口にも合う味付けだと思います。
餛飩湯
「餛飩湯」(フエンデュエンタン)はワンタンスープのことです。日本で食べるワンタンよりも肉の量が多いです。というよりも、台湾人の私は、日本のワンタンは肉が少なすぎてワンタンではないと思っています。(笑)ちなみに余談ですが、日本のスーパーで販売されているパックに入った肉がちょっとしか入っていないワンタンには驚かされました。
塩に出汁を聞かせたスープですが、日本人からするとかなり控えめだと思います。しかし、ワンタンにはしっかり味がついていてとっても美味しいです。
なお、台湾では食事中にあまり水を飲みません。この朝食屋でもお冷は提供されませんが、スープの味が薄いことで、スープが喉を潤す役割を担うのです。日本人にとって味噌汁は、食べ物という認識でしっかりと味がついていることが好まれますが、台湾ではスープに対する認識が少し違います。文化の違いは面白いですね。
編集後記
本日は苗栗市で一番美味しいまぜそば屋さんを紹介しました。私の旦那(日本人)はかなり気に入っている様子で、苗栗に来たときは毎回連れてきてあげています。日本から苗栗に遊びに来る機会がありましたら、ぜひ全ての日本人に訪れてほしいお店です。
10時半閉店ですので、寝坊は現金ですよ。
基本情報
- 名称:阿土豆漿大王
- 所在地:苗栗縣苗栗市大埔街33號
- アクセス:台湾鉄道苗栗駅から徒歩15分
- 営業時間:午前5時〜午前10時30分
- 定休日:毎週月曜日
- 支払方法:現金のみ
- 公式HP:なし