「卡薩拿坡里披薩(Casa Pizzeria)」台湾のローカルエリアで食べる本格ナポリピザ

台湾グルメ

こんばんは。せれなです。

本日は私の故郷・台湾苗栗のオススメのピザ屋さん「卡薩拿坡里披薩」を紹介したいと思います。
台湾に来たら小籠包・牛肉麵・タピオカミルクティーなど、台湾料理を楽しむ方が多いと思いますが、台湾では美味しいイタリアンも楽しめますよ。

苗栗観光に来たらぜひ台湾のピザの実力を知っていただきたいです。

「卡薩拿坡里披薩」とは

卡薩拿坡里披薩の外観
卡薩拿坡里披薩の看板

2014年台湾苗栗市(※)にオープンした主にナポリピザ(拿坡里披薩)を提供するレストランです。台湾のローカルエリアである苗栗で唯一本格的なピザを食べられるお店であり、週末は多くの家族連れで賑わっています。なお、店名の「卡薩(CASA)」はイタリア語で「家」に由来しています。
※)台湾北西部に位置し、北には台湾のサイエンスパークとして有名な新竹、南には台湾第三の都市台中と隣接している県です。台北からは高速鉄道に乗って約50分程で行くことができます。多くの客家人が住んでいることも特徴の一つです。

卡薩拿坡里披薩の店内

卡薩拿坡里披薩の店内

卡薩拿坡里披薩の窯

卡薩拿坡里披薩の店内は広くて清潔感があり、イタリアに関するオーナメントが多数飾られています。店内奥にはオーナーの徐さんが本場ナポリより輸入したというピザ窯が見えます。

卡薩拿坡里披薩の店内
卡薩拿坡里披薩の店内

卡薩拿坡里披薩の店内

店内には多くの症状が飾られています。オーナーの徐靖忠さんは、ピザの本場イタリアで修行を重ね、2016年のナポリピザ職人世界選手権アジア杯で第2位の成績を収められている方です。苗栗の市長からも表彰を受けており、その実力は折り紙付きです。

「卡薩拿坡里披薩」の主なメニュー

卡薩拿坡里披薩のメニュー
卡薩拿坡里披薩のメニュー

メニューは、中国語に加えて小さく英語が記載されています。残念ながら日本語メニューはありません。なお、辛いものが苦手な方用にスパイシーなメニューには、唐辛子マークが付いています。

披薩(ピッツァ)

卡薩拿坡里披薩のメニュー

卡薩拿坡里披薩のメニュー

主なナポリピザのメニューです。

  • 瑪麗那啦披薩(マリナーラピザ):158台湾ドル(約570円)
  • 瑪格麗特披薩(マルガリータピザ):188台湾ドル(約680円)
  • 法蘭克福香腸披薩(フランクフルトソーセージピザ):250台湾ドル(約900円)
  • 西班牙伊比利豬披薩(スペインイベリコ豚ピザ):320台湾ドル(約1,150円)
  • 開心果青醬雞肉披薩(ピスタチオとバジルソースのチキンピザ):280台湾ドル(1,000円)

義大利麵(パスタ)

主なパスタのメニューです。

  • 傳統拿坡里番茄義大利麵(ナポリトマトのパスタ):240台湾ドル(約860円)
  • 拿坡里肉雞醬鳥巢麵(ナポリミートソースのフェットチーネ):250台湾ドル(約890円)
  • 培根蛋羊奶乾酪細扁麵(ベーコンと卵とフェタチーズのスパゲッティ):240台湾ドル(約860円)

燉飯(リゾット)

主なリゾットのメニューです。

  • 牛肝菌菇水波蛋燉(ポルチーニきのこのリゾット):(260台湾ドル(約930円)
  • 鄉村南瓜培根燉飯(かぼちゃとベーコンのリゾット):240台湾ドル(約860円)
  • 地中海墨魚海鮮燉飯(イカスミのリゾット):250台湾ドル(約890円)

上記で紹介しているもの以外にも前菜や揚げ物などのサイドメニュー、サラダやデザート、ワインなどのアルコール類も多数提供しています。

実食レポート

西班牙伊比利豬披薩(スペインイベリコ豚ピザ)

卡薩拿坡里披薩のピザ

最初に注文したのは「スペインイベリコ豚のピザ」(320台湾ドル(約1,150円))です。トッピングされているのは、ニンニク・モッツァレラチーズ・イベリコ豚・ゴマの葉・アサツキです。ニンニクが濃いめに味付けされたイベリコ豚を引き立てます。美味しいピザはトマトソースだけではありません。

牛肝菌菇水波蛋燉(ポルチーニきのこのリゾット)

卡薩拿坡里披薩のリゾット

続いてやってきたの「ポルチーニきのこのリゾット」(260台湾ドル(約930円))です。まろやかでクリーミーなソースで仕上げられたリゾットは、きのこの風味よく効いており、削り出されたパルメザンチーズとごまの葉と合わさって、優しい味わいながらもコクのある深い味を楽しむことができます。とてもマイルドな味ですので、2歳の息子にも大好評でした。

開心果青醬雞肉披薩(ピスタチオとバジルソースのチキンピザ)

卡薩拿坡里披薩のピザ

お次は「ピスタチオとバジルソースのチキンピザ(280台湾ドル(約1,000円))です。トッピングは、マッシュルームなどのキノコ・チキン・バジルソース・トマト・モッツァレラチーズ・紫玉ねぎ・ピスタチオです。ピスタチオのピザは初めて食べましたが、香ばしいバジルソースとチキン・キノコと組み合わさって、素晴らしい味のハーモニーを演出していました。

瑪格麗特披薩(マルガリータピザ)

卡薩拿坡里披薩のピザ

続いては王道「マルガリータ」(188台湾ドル(約680円))の登場です。モチモチのピザ生地に、旨味たっぷりのトマトソースと熱々のモッツァレラチーズはが乗ったこのピザは、シンプルな味付けながらも濃厚な味わいを楽しむことができました。やはり王道は間違いありません。コスパも最高です。

起司聯盟(チーズ同盟)

卡薩拿坡里披薩のピザ
卡薩拿坡里披薩のピザ

最後にデザートピザの登場です。その名も「チーズ同盟」(240台湾ドル(約870円))。数種類のチーズをたっぷりと使った贅沢なこのピザは、蜂蜜をかけていただきます。日本の皆さんは、チーズに蜂蜜をかけることに馴染みがない方も多いかもしれませんが、本場イタリアではポピュラーな食べ方のようです。チーズの濃厚さと塩味が蜂蜜の甘みを引き立てて独特の味をを楽しめます。この味の虜になってしまう人もいるのではないでしょうか。

編集後記

お腹いっぱい食べました。大人数でピザ屋へ行くとたくさんの種類のピザが食べられて楽しいですね。私たちは昨年あたりからこのお店がすっかりお気に入りになってしまい、今回はもう今年で3度目です。日本で食べる場合と比較するとわずかにお値段はリーズナブルだと思いますが、台湾のローカルエリアの人からすると決して安くはありません。(台湾には安くて美味しい料理が多数ありますので)しかし、週末は時折予約ができないほど多くのお客さまで賑わっており、その味が多くの方から支持されている何よりの証だと思います。店内は広くて開放的な空間で、家族でのちょっとした食事会にもぴったりです。なかなか日本人で苗栗まで訪れる方は少ないと思いますが、是非ともオススメしたいレストランです。

そういえば、ウォシュレットで有名なTOTOの工場が苗栗市にあると聞きました。駐在員のみなさん、是非とも「卡薩拿坡里披薩」に行ってみてください。

卡薩拿坡里披薩の店内
卡薩拿坡里披薩のメニュー

基本情報

  • 店名:卡薩拿坡里披薩(Casa Pizzeria)
  • 所在地:中華民国(台湾)苗栗縣苗栗市民族路95號(No.95 Minzu Rd, Miaoli City, Miaoli Country, Taiwan)
  • アクセス:台湾鉄道苗栗駅から徒歩12分
  • 営業時間:11時30分〜15時、17時〜21時
  • 定休日:月曜日
  • 支払方法:各種クレジットカード可

以上

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