「元祖辛麺屋 桝本」一度食べたらやみつき、辛いけどクセになる宮崎発祥の激辛ラーメンを食べてきた(@大阪西成)

日本グルメ

みなさん、こんばんは。今日は大阪西成にあります「辛麺屋 桝本」を紹介したいと思います。

「元祖辛麺屋 桝本」とは

桝本西成の外観
(撮影情報:Canon EOS RP, RF 24-70mm F2.8L USM, 1/60, f2.8)

「辛麺屋 桝本」は1987年に宮崎県で創業しました。現在は全国に展開しており、九州を中心に約40店舗を運営しています。辛麺は元々、宮崎県の居酒屋のサイドメニューとして発案されたラーメンです。ニンニク、ニラ、ひき肉、卵に唐辛子を入れた真っ赤なスープと独特の食感のこんにゃく麺が特徴であり、宮崎県民のソウルフードとして親しまれています。

桝本西成の外観
(撮影情報:Canon EOS RP, RF 24-70mm F2.8L USM, 1/40, f2.8)

ここ大阪西成店は2019年4月に、新深江の桝本大阪本店に続く大阪第2号店としてオープンしました。

「元祖辛麺屋 桝本」の主なメニュー

麺類

桝本西成のメニュー
(撮影情報:Canon EOS RP, RF 24-70mm F2.8L USM, 1/30, f11)
  • 元祖辛麺
  • トマトの辛麺
  • 白い辛麺
  • カレ麺

それぞれレギュラーサイズ(麺150g)とレディースサイズ(麺100g)があります。価格は辛さで決まります。

選べる麺の種類

  • こんにゃく麺:200円(レディースサイズ:150円)★お店のオススメです
  • 中華麺:200円(レディースサイズ:150円)
  • うどん:200円
  • ごはん(麺ではないですが):200円

選べる追加トッピング

  • ニンニク:150円
  • ニラ:150円
  • ミンチ:150円
  • 卵:100円
  • もやし:250円
  • チーズ:250円
  • なんこつ:250円

選べる辛さ

辛さに応じて値段は変わります。

  • 0/1/2/3/4/5辛:800円
  • 6/7/8/9/10辛:850円
  • 11/12/13/14/15辛:900円
  • 16/17/18/19/20辛:950円
  • 21/22/23/24/25辛:1000円
  • 26/27/28/29/30辛:1050円

※)レディースサイズは150円引きです。
※)トマトの辛麺、白い辛麺、カレ麺は160円追加です。
※)31辛以上も可能です。

その他のメニュー

桝本西成のメニュー
(撮影情報:Canon EOS RP, RF 24-70mm F2.8L USM, 1/30, f8.0)

サイドメニューの付いたお得なランチセットやディナーセットも用意されています。お酒についてもビール、焼酎、日本酒、酎ハイ、スミノフと種類が豊富です。居酒屋的な使い方もできそうです。

実食レポート

入店

桝本西成の店内
(撮影情報:Canon EOS RP, RF 24-70mm F2.8L USM, 1/20, f3.2)

私が訪れたのは、土曜日の夜でしたが、待ち時間はなく入店できました。

桝本西成のカウンター

木目調のインテリアで統一された店内は、とても清潔感があって気持ち良いです。

ラーメンオーバービュー

桝本西成のラーメン
(撮影情報:Canon EOS RP RF 24-70mm F2.8L USM, 1/20, f3.2)

私が今回注文したのは、「元祖辛麺」の5辛です。麺は「中華麺」をチョイスしました。真っ赤なスープとニンニクの香りが食欲をそそります。

桝本西成の麺
(撮影情報:Canon EOS RP, RF 24-70mm F2.8L USM, 1/80, f5.6)

固めにゆであげられた細めの中華麺は、コシが強くシコシコした食感を楽しめます。

トッピング

桝本西成のトッピング
(撮影情報:Canon EOS RP, RF 24-70mm F2.8L USM, 1/30, f8.0)

トッピングはニンニク、卵、ひき肉、ニラです。一杯の辛麺には5かけくらいのニンニクが入っています。生ではなくスープの中でよく煮込まれているので、匂いはあまり気になりません。翌日仕事があっても問題ないでしょう。どれも栄養満点の食材で、辛麺を食べた翌日はパワーが漲りそうですね。

スープ

桝本西成のスープ
(撮影情報:Canon EOS RP, RF 24-70mm F2.8L USM, 1/80, f5.6)

醤油をベースにした独自のスープは、唐辛子の旨みと合わさって一度食べたらやみつきになりそうです。いかにも辛そうな唐辛子ですが、ハバネロのような刺激的な辛さではなく、旨味と甘味を感じられるタイプです。カプサイシンたっぷりで、ダイエット中にも良いかもしれませんね。

替え玉

桝本西成のこんにゃく麺
(撮影情報:Canon EOS RP, RF 24-70mm F2.8L USM, 1/80, f5.6)

せっかくですので、辛麺の特徴である「こんにゃく麺」を替え玉として注文しました。(本当はこっちを先に頼むべきでした)「こんにゃく麺」と言いますが、材料にこんにゃくが使用されているわけではなりません。こんにゃくによく似た食感ですので、こういった呼称となっていますが、その主原料はそば粉と小麦粉です。

桝本西成のこんにゃく麺
(撮影情報:Canon EOS RP, RF 24-70mm F2.8L USM, 1/80, f5.6)

韓国料理の冷麺のようなとても弾力のある独特の食感で、旨辛スープとの相性もバッチリでした。

編集後記

がっつり汗をかいての完食でした。醤油ベースの旨辛スープに健康食材代表メンバーが揃ったトッピングは、スタミナがほしいときにぴったりでしょう。また、カプサイシンたっぷりのスープ、そして食物繊維たっぷりのこんにゃく麺はダイエット中も気兼ねなくラーメンを楽しむことができると思います。

ところで、このラーメンのビジュアルについて、神奈川県川崎市出身の私はどこか既視感があると思いました。そう!神奈川県のラーメンマニアは必ず知っている「元祖ニュータンタンメン」です。ひき肉・卵・ニンニク・唐辛子を使用しており、多くの共通点があります。違いはスープと麺です。宮崎辛麺は醤油ベースのスープにこんにゃく麺、一方、ニュータンタンメンは鶏ガラベースのスープに中太の中華麺です。さて、この2つのラーメンについて、どちらかがそのインスパイアなのではないかとネット上で調査してみましたが、その事実は不明でした。

創業年は宮崎辛麺が1987年、ニュータンタンメンが1964年(ニュータンタンメンの発表は1967年)と、先に生まれたのはニュータンタンメンです。しかし、宮崎辛麺がニュータンタンメンに感化されて始まったという情報はありませんでした。ちなみに、ニュータンタンメンは、創業者の五十嵐源吉が中国四川省に古来より伝わる担々麺を日本人の口に合うようにと長年試行錯誤をして発明したメニューのようです。

相性のいい組み合わせですので、それぞれ独自に生まれたのかもしれませんね。結論、ひき肉・卵・ニンニク・唐辛子の組み合わせは最強にうまいということです。気合いを一発入れるときに、また訪れます。

こんな人にオススメ

  • 辛いもの好きな人。
  • 辛さの中にも旨味を求める人。
  • ダイエット中だけど、ラーメンを食べたい人。
  • スタミナをつけたい人。
  • ニュータンタンメンのファンでその西のライバルの味を確かめたい人。

おまけ情報

桝本西成の店内
(撮影情報:Canon EOS RP, RF 24-70mm F2.8L USM, 1/60, f2.8)
桝本西成の店内
(撮影情報:Canon EOS RP, RF 24-70mm F2.8L USM, 1/40, f2.8)

宮崎県由来のお店らしく、店内には同県をPRするポスターが多く貼ってありました。また、カウンターだけでなく、奥にはテーブル席もあります。

基本情報

  • 名前:元祖辛麺屋 桝本 大阪西成店
  • 住所:大阪府大阪市西成区花園北2−5−12
  • アクセス:南海電車 荻野茶屋駅から徒歩5分
  • 営業時間:11:30〜14:30, 17:30〜21:30(スープ無くなり次第終了)
  • 定休日:火曜日
  • 席数:43席(カウンター27席、テーブル16席)
  • 支払方法:現金のみ
  • 公式HP:https://www.karamenya-masumoto.com

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