「比叡山延暦寺」の魅力を写真とともに徹底紹介(@滋賀(京都)比叡山)
東塔の見どころ
ケーブル比叡山駅から歩いて約10分。
まず最初にたどり着くのは東堂です。読み方は「とう『ど』う」です。延暦寺の中心となるエリアで、もっとも多くの塔やお堂が集まっています。
根本中堂
最初に訪れたいのは根本中堂です。
最澄が延暦7年(788)に最初に築いた延暦寺第一のお堂です。
残念ながら私が訪れた時は工事中でしたが、内部を見ることはできました。
完成予定は2025年の予定です。
文珠楼
根本中堂前の階段を上がると見えるのが文殊楼(もんじゅろう)です。
文殊菩薩が祀られていて、学業成就にご利益があるといわれています。
2階にあがることができますが、かなり急な階段で80度はあると思われるのでご注意を。
延暦寺会館
宿泊や精進料理、修行体験をすることが可能です。
1階部分の喫茶店では琵琶湖の美しいパノラマビューを楽しめるようですが、残念ながら私は行けませんでした。
大黒天
最澄が比叡山に登った時に大黒天を見たと伝えられる地に建てられたお堂です。
最澄自らが彫ったと言われている大黒天、弁財天、毘沙門天が合体した三面出世大黒天が本尊として安置されています。
商売繁盛のご利益があると言われています。
鐘楼
大講堂前にある鐘楼は、開運の鐘と言われており、一回50円で誰でも鐘を突くことができます。
多くの人がチャレンジしていました。
大講堂
比叡山の僧が修行をするお堂ですが、幾度となく火災に遭い焼失し、現在建っているものは、昭和31年(1956)に比叡山の麓のお堂を移築したものです。
国の重要文化財に指定されています。
大日如来像を本尊としており、内部には比叡山で修行した僧侶の肖像画がずらりと並んでいます。
阿弥陀堂・法華総持院東塔
写真左が法華総持院東塔です。
比叡山延暦寺と言うと、この建物を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
しかし、信長の焼き討ちにあって焼失して以来、再建されたのは比較的最近の1980年です。
大日如来を本尊とし、仏舎利と法華経が安置されています。
写真右側は阿弥陀堂です。
ご先祖様を供養するためのお堂で、昭和12年(1937)に比叡山開宗1150年を記念して、再建されました。
鮮やかな朱色の美しい建物です。
訪れた時間帯が悪く、逆光気味になってしまったことが自称写真家として悔やまれます。
【おまけ】休憩所
駐車場およびバス停前には無料の休憩所があります。
お菓子やお土産などを販売する売店や、主におそばを提供する食堂がありました。
写真の料理は比叡山そばです。
比叡山で採れた山菜(おそらく)がたくさん入っていました。