「坂本」の魅力を徹底紹介 「麒麟が来る」で話題の明智光秀ゆかりの町(@滋賀坂本)

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慈眼堂

慈眼堂とは

慈眼堂
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/160,f5.6)
慈眼堂
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/125,f5.6)

戦国時代の終わりから江戸時代はじめにかけて活躍した天台宗の名僧天海大僧正を祭る廟所です。天海大僧正は、徳川家康、家忠、家光の三代に仕え、朝廷や宗教に関する政策に深く関与しました。寛永11年(1634)、天海大僧正が99歳のとき、織田信長により焼き討ちされた比叡山の復興を徳川家光に願い出たことから、比叡山、そして、坂本の町は蘇りました。

諸説ありますが、天海大僧正は108歳(寛永20年)まで生きたと伝えられており、慈眼堂は徳川家光の名により創建されました。

慈眼堂の見どころ

慈眼堂
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/125,f5.6)
慈眼堂
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/160,f6.3)
慈眼堂
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/200,f7.1)

境内北側の小高くなった場所には、桓武天皇や後陽成天皇、徳川家康、紫式部、和泉式部、新田義貞の供養塔、および、江戸時代以降の歴代天台座主のお墓があります。

森の中にあるため、大変空気が澄んでいて神秘的な雰囲気を感じることができます。訪れる人も少なく穴場です。

基本情報

日吉東照宮

日吉東照宮とは

日吉東照宮
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/125,f5.6)

徳川家康を讃えて、天海大僧正が元和9年(1623)に建てた神社です。華々しく彩られた社殿は、本殿と拝殿を石の間で繋ぐいわゆる「権現造り」が採用されています。一説によれば、日光東照宮が再建される際の雛形になったと考えられており、そのことから「関西の日光」とも呼ばれています。

明治時代以前は比叡山延暦寺の末社でしたが、明治9年(1876)の神仏分離令以降は日吉大社が管理をしています。

日吉東照宮は滋賀院門跡の西側の高台にあり、境内の前からは、琵琶湖の美しい景色を眺めることができます。

日吉東照宮の見どころ

唐門

日吉東照宮の唐門
(撮影情報:Canon EOS RP,RF 24-70mm F2.8L USM,1/250,f5.6)
日吉東照宮の唐門
(撮影情報:Canon EOS RP,RF 24-70mm F2.8L USM,1/200,f5.6)

高台を登るとまず見えるのは唐門です。昭和31年(1956)に重要文化財に指定されています。

日吉東照宮の唐門
(撮影情報:Canon EOS RP,RF 24-70mm F2.8L USM,1/100,f3.5)
日吉東照宮の唐門
(撮影情報:Canon EOS RP,RF 24-70mm F2.8L USM,1/250,f4.5)

唐門の屋根の裏は、鮮やかに彩られ、花や鶴が描かれています。

向拝・拝殿

日吉東照宮
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/125,f5.6)

大きさは日光東照宮などと比較すると小さめではありますが、大変豪華な外観です。

日吉東照宮
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/125,f4.0)
日吉東照宮
(撮影情報:Canon EOS RP,RF 24-70mm F2.8L USM,1/100,f3.5)
日吉東照宮
(撮影情報:Canon EOS RP,RF 24-70mm F2.8L USM,1/100,f3.5)

写真映えするかなり派手な装飾を見て私はとても興奮しました。しかし、よく見るとかなり色褪せており年季が入っております。日光東照宮のようにいつしか最新技術を用いて蘇るのでしょうか。

石の間

日吉東照宮
(撮影情報:Canon EOS RP,RF 24-70mm F2.8L USM,1/160,f4.5)

拝殿と本殿を一体化するために、設置されているのが石の間で、日光東照宮にも見られる権現造りの特徴です。

日吉東照宮
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/60,f4.0)
日吉東照宮
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/60,f4.0)

内部は本殿側の扉に金箔があしらわれ、こちらも豪華な雰囲気を醸し出しています。

本殿

日吉東照宮
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/160,f5.6)

境内の一番奥に位置するのが本殿です。

日吉東照宮
(撮影情報:Canon EOS RP,RF 24-70mm F2.8L USM,1/640,f2.8)
日吉東照宮
(撮影情報:Canon EOS RP,RF 24-70mm F2.8L USM,1/125,f4.0)
日吉東照宮
(撮影情報:Canon EOS RP,RF 24-70mm F2.8L USM,1/100,f3.5)

赤、青、緑に彩られた柱を楽しめるのは東照宮ならではです。

【おまけ】せっかくここまで来たのだから

日吉東照宮
(撮影情報:Canon EOS RP,RF 24-70mm F2.8L USM,1/100,f7.1)

日吉東照宮へは100段以上はありそうな階段を登らないと参拝はできません。

日吉東照宮
(撮影情報:Canon EOS RP,RF 24-70mm F2.8L USM,1/400,f7.1)

そのため、こんな案内があります。「ここまで来たらお参りしよう」唐門の前までは無料ですが、本殿を見るためには拝観料(200円)が必要なので、せっかくなのでお金払っていってねということです。

日吉東照宮
(撮影情報:Canon EOS RP,RF 24-70mm F2.8L USM,1/5000,f7.1)

美しい。この眺めは無料です。

基本情報

名称:日吉東照宮
所在地:滋賀県大津市坂本4丁目2−12
アクセス:JR比叡山坂本駅より徒歩25分、京阪電車坂本比叡山口駅より徒歩16分
営業時間:金・土・日のみ10時〜16時
拝観料:200円(唐門手前までは無料です)
公式HP:http://hiyoshitaisha.jp/toushougu/

旧竹林院

旧竹林院とは

旧竹林院
(撮影情報:Canon EOS RP,RF 24-70mm F2.8L USM,1/320,f6.3)
旧竹林院
(撮影情報:Canon EOS RP,RF 24-70mm F2.8L USM,1/200,f5.6)

旧竹林院はもともと、比叡山の僧侶が隠居後の生活を営む里坊の一つです。明治以降は民間人の手に渡り、別荘として利用されてきました。

敷地内には回遊式庭園があり、面積は3,300平方メートルと里坊庭園の中では最大です。民間人によって、庭園は整備され現在は国の名勝庭園に指定されています。

旧竹林院の見どころ

主屋

旧竹林院の主屋
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/200,f7.1)

旧竹林院の主屋は明治30年(1897)に建てられました。気の温もりが感じられる近代建築は、大津市指定景観重要建造物に指定されています。

旧竹林院のリフレクション
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/80,f4.5)

内部からはインスタグラムで話題のリフレクション撮影を楽しむことができます。撮影した時期は冬でしたので、緑の勢いが少し物足りないですね。

旧竹林院のリフレクション
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/80,f4.0)
旧竹林院のリフレクション
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/800,f4.5)

反射をさせるテーブルの上には、インストラクションも用意されていました。

旧竹林院の主屋
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/80,f4.0)
旧竹林院の主屋
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/60,f4.0)
旧竹林院の主屋
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/60,f4.0)

平成26年(2014)からは2階の観覧も可能となりました。

旧竹林院のリフレクション
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/80,f4.0)
旧竹林院のリフレクション
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/80,f4.5)

2回でもリフレクション撮影を楽しめます。1階とはまた違った庭園の表情を見ることができます。

名勝庭園

旧竹林院の庭園
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/200,f7.1)
旧竹林院の庭園
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/160,f5.6)
旧竹林院の庭園
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/60,f4.0)

国指定の名勝庭園です。坂本の町を流れる大宮川の清流を取り入れた広大な庭園は、しっとりとした風情を感じることができます。

四阿と茶室

旧竹林院
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/80,f4.0)
旧竹林院
(撮影情報:Canon EOS RP,EF 16-35mm F4L IS USM,1/200,f6.3)

四方に視界が開けている小屋は、休憩所として使用される四阿(あずまや)です。さらに奥に進むと茶室があります。これらはともに室町時代の天正年間創建と伝えられており、大津市の指定文化財に指定されています。

基本情報
  • 名称:元里坊 旧竹林院
  • 所在地:滋賀県大津市坂本5丁目2-13
  • アクセス:JR比叡山坂本駅より徒歩20分、京阪電車坂本比叡山口駅より徒歩10分
  • 営業時間:9時〜17時
  • 休園日:月曜日(祝日は開園)、祝日の翌日、12月26日〜31日
  • 入園料:大人300円、小学生160円
  • 公式HP:https://kyuchikuriin.web.fc2.com

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